新連載

魂のバイク雑誌「RIDE」の83号から
私の新しい連載ページが始まりました。

その名も「安藤鉄工所」

安藤鉄工所

戦前から東京・目黒で祖父が営んでいた鍛冶屋「鍛冶松」が、
復員した父の代で溶接機や旋盤を導入して「安藤鉄工所」に発展。
その後、長兄が引き継いで昭和56年(1981年)、
私が19歳の頃まで続いた家業の名前をもらいました。

バイク雑誌で安藤鉄工所…
方向性を完全には定め切れないまま、半ば見切り発車的にスタートしました。

バイク雑誌ですから、基本バイクの話をするわけですが、
その時の成り行きでまったく違う話になるかもしれません。
担当編集者は「ある程度の脱線もいいと思います」と言ってくれています。

バイク雑誌業界に入って30余年。
1970年代後半のブームの兆しが見え始めた頃から、
80年代の空前のバイクブーム、ロードレースブーム期、
90年代以降の減少期まで、
リアルに見て来たからこそ伝えられるものがあるんじゃないかと思っています。

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マフラーの抜けを良くしたい

モトグッツィ・v7クラシックの純正オプションマフラー。
ARROW製のスリップオンタイプで「USA/CANADA ONLY」と刻印されていますが、
日本向けに追加工を施して音量を抑えてある模様。
あまりにも静かなので、もう少し音量を上げたいというオーダーです。

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早速リベットをさらってサイレンサーをバラしてみると、
テールピースを貫くパイプの先端が塞がっていて、
パイプの側面に10mm位の穴が6個開いているだけ。
これじゃ抜けは悪いし、音も静かなはずです。

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そこで、塞がれているパイプの先端部分をカットして、
排気ガスの一部がストレートに抜けるようにしました。

確実に抜けは良くなっているはずですが、
音は「いくらか低音が強調されたかなぁ…」という程度の変化。
もちろん車検はまったく問題ないレベルです。

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「パイプを根元からカットしても大丈夫かな?」という印象でしたが、
オーナーさんが「取りあえずこれくらいでいい」とのことなので、
もう片方も同じように加工して作業完了。

左右で2時間ほどの作業でした。

こういった現場合わせの作業やサイレンサーのリペアも承りますので、
お気軽にご相談ください。

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国体の体操競技を観て来ました

今年の国体が東京、主に多摩地区で行われていることはご存知でしょう。

我が家から比較的近い東京工科大学・八王子キャンパスで行われている体操競技の
成年男子/女子を観に行ってきました。

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体操、特に男子体操は大好きなスポーツのひとつで、
ガキの頃からオリンピックはもちろん、国内大会も良く見て来ました。
古い話ですが、ミュンヘンオリンピックの塚原選手の月面宙返り下りはテレビに釘付けでした。

でも、生で見るのは初めて。ワクワクしながら出かけました。

ベルギーで世界体操が行われているので、内村や加藤といったトップ選手は居ませんが、
その次に位置する選手が出ているはずなので、スゴイ演技が間近で観られるのではないかと期待していました。

結論から言ってしまうと、
「やっぱりトップ選手はスゴイんだなぁ」と痛感しました。

・鉄棒で回転系の離れ技を実施する選手は全体から見るとわずか。
・平行棒の下り技として一般的な後方屈伸2回宙返り下りの着地が90%は止まらない。
・平行棒に限らず、あらゆる種目で着地をピタッと止められる選手がほとんどいない。

でも、彼らももう1ランク成長すれば、そこはすでに世界トップレベルの入り口。
日本の男子体操のレベルは高いですねぇ。

それにしても、体操競技ってシロウトにも比較的わかりやすくて、
見栄えがしていいですね。
競泳あがりのオッサンのリアルな印象です。

やっぱりスポーツは生がいちばんですな。

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ハーレー2014年モデルとスズメバチ

ハーレーダビッドソン2014年モデルのメディアローンチに行ってきました。
会場はいつものように富士スピードウェイです。

早めに着いたので、パドックにクルマを止めて仲間を待っていると、
窓から虫がブーンと飛んで来て右腕にピタッ!
ガチョ~ン! スズメバチ!

払ったら危ないし、どうしよう…と思ったのも束の間、
着ていたブルゾンのしわの谷間に潜り込んだので、
左手でブルゾンごと一瞬ギュッと握ったら「ブチッ!」という感触。
何とか事無きを得ました。

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刺されてないのに右腕がちょっとヒリヒリするので確認すると
握られたときに毒を飛ばしたようで、ブルゾンに茶色っぽい小さなシミがひとつ。
それが当たっている部分の皮膚がヒリヒリしてたんです。
スズメバチの毒は強いですねぇ。ふぅ、刺されずに良かった。

さて、ハーレーの2014年モデルですが、
注目は、エンジンからフレーム、足まわり、電装系まで大幅に手が加えられたツーリング系と、
ブレーキシステムが変更されたスポーツスター系でしょうか。

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詳細は既報のWEBサイトや後日発売される雑誌に任せるとして、
ツーリング系はエンジンフィーリングがより洗練され、ハンドリングもよりニュートラルになりました。
特に低速域でエンジンが扱いやすくなり、ステアリング操作も軽くなったので、
Uターンがすごく楽になっています。

4機種中2機種に水冷ヘッドのニューエンジンが搭載されましたが、
富士スピードウェイの敷地内を走らせた程度では、
「水冷だから」という違いは感じられませんでした。

スポーツスターのブレーキは、効き、コントロール性ともに劇的に進化しています。
と言っても「ようやく普通のオートバイと同等のブレーキになった」というレベル。
でも、これでグッとスポーティな走りが楽しめそうです。

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明日は富士スピードウェイです

夕方までにハチロクのオイル交換の原稿をやっつけて、
今夜はゆっくりと晩酌を楽しみました。

明日は朝6:30出発で富士スピードウェイまでハーレー2014年モデルの発表試乗会に。
メディアローンチは24日から始まっているので、すでにFacebookなどで一報が届いていますが、
今年は媒体が掲載を急がない4輪誌なので、最終日27日の参加になりました。

参加媒体も少ないようなので、じっくり乗って、触って、楽しんで来ます。

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ハチロクのオイル交換

ホリデーオート誌のハチロク・エンジンオイル交換、無事完了しました。

ローダウンされているので、作業スペースを確保するのに
フロントタイヤを角材に乗り上げる必要があった程度で、
特に問題なく終りました。

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今回使ったエンジンオイルは
SUNOCOのBRILLというエステル系100%化学合成オイルで、
粘度は0W-20。

「ハチロクに0W-20?」と思う方も多いと思いますが、
純正指定が0W-20か5W-30なんです。
オイル容量がフィルター交換時で5.4Lというのもちょっとビックリ。

さぁ、原稿発注は今夜かな? 明日かな?

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明日はホリデーオート誌の撮影です

20日夜から取りかかったオートバイ誌の24ページの原稿を23日昼前にアップ。
それから3時間ほど寝て、晩酌のツマミを買いに行って、しっかり飲んで、24日昼前までがっつり寝て、復活しました。

25日はホリデーオート誌の企画でハチロクのオイル交換。
もちろん原稿も付いてきますし、日程的に突貫原稿になりますが、
このブログのタイトルにもあるように、イジって書くのは得意分野。

ハチロクは半年ほど前にエンジンオイルからフィルター、ミッションオイル、デフオイルまで
交換しているので、作業にも不安はありません。
どちらかと言えば楽しい仕事です。

工具類もすべてクルマに積み込んで準備OK!
撮影は午後からなので、出発はのんびりです。

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ダイオウイカ

先週末、原稿締め切りまで少し余裕があるのをいいことに、
女房と深海生物が大好きな小学校1年生の三男を連れて、
上野の国立科学博物館にダイオウイカを見に行ってきました。

深海に関する能書きの展示をスルーし、
探査船しんかい6500の実物大模型やさまざまな深海生物の標本を観察したあと、
いよいよ本命のダイオウイカの標本とご対面!

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ダイオウイカとしては小振りとは言え、やっぱりデカイ!
正確な数字は確認し忘れましたが、触椀(10本の足の中の長い2本)の先まで少なくとも5mはありました。
大きいものは15mにもなるそうです。

金曜日だけ20:00までやっていて、しかも17:00以降はお得なペア券があるので、
それを狙って行ったのですが、同じことを考えている人は多いようで、
思ったよりも混んでました。

それでも1時間ちょっとですべて見終ってしまったので、
その足で上野警察署の真向かいにある老舗の蕎麦屋「翁庵」へ。
名物のねぎせいろ、もりそば、天丼を3人でシェアして帰路に着きました。

生きたダイオウイカ。見てみたいなぁ…

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ブログ、復活しました。

プラグインの更新が悪かったのか、エラーで表示されなくなって数ヵ月。
何とか復活させようとしましたが、力量不足で復元できず、
結局ゼロから再スタートすることにしました。

CBR250RRのレストアに関する記事が消えてしまったのは残念ですが、
これからもよろしくお願いします。

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